ここ何回か、
梅雨の時期ということで洗濯物の臭いについて
特集していますが、
洗濯物において、
「5時間の壁」をみなさんはご存知でしたか?
実は、
洗濯物の生乾き臭の原因である
モラクセラ菌は、
水分や皮脂を食べながら
約5時間で増殖していくそうなんです。
なので、
あの憎き生乾き臭を防ぐためには、
5時間以内で干すというミッションを遂行させること。
これが大事なことなのです。
晴れた日の外干しは、
問題なく5時間以内で乾きます。
なので、嫌な生乾き臭を感じることがないのです。
ところが、
部屋干しはなかなか乾きにくいのが現状…。
我が家は、
夜洗濯派で、部屋干しをして就寝しています。
朝起きて、取り込めるくらい乾いていることは
まずありません。
・・・ということは。
菌の繁殖が完了されているとうことです。
バッチリ生乾き臭に包まれています。
以前にもお話ししたことがあると思いますが、
自宅に妹が遊びに来たときに、
部屋干しをしている部屋に入ると
「なんか臭い・・・」
その強烈に傷つく言葉を投げかけられたのです。
もう、毎日のことで、
住んでいる私たちは慣れてしまったのか・・・。
そのことにも驚愕してしまいました。
柔軟剤をちょっと高価なものにしてみたり、
臭いを臭いで戦わせてみて誤魔化していましたが、
それは解決策ではなかったのです。
そう。
「乾かす時間の短縮」
これこそが真のミッションなのです。
それなのに私は、
洗濯機を回して、
既に脱水まで終わっているのに
あろうことか数時間洗濯機の中で放置…
そんなNGな行為をよく繰り返しています。
脱水が終了したことを、
わざわざ教えてくれる洗濯機のブザーを
たいした意味に捉えず
後回しにしていた愚かな私・・・。
洗濯槽の中で、
置けば置くほど菌が増殖していたことも知らず。
恐ろしい行為です。
脱水が終了したと同時に干すくらいの意気込みで
生乾き臭と戦わなければ、
部屋干しをする資格はないのです!
と。
おおげさに書いてしまいましたが、
事実です。
ついつい、
洗い方や、洗剤・柔軟剤等の種類などに
注目してしまいがちですが、
干す時間について考えていく必要があったんですね。
それを意識するだけで、
全然変わるのかもしれません。
では、
5時間以内で乾かすコツはどんなものがあるのでしょうか。