落ちやすい汚れ、落ちにくい汚れ―どんなものでしょうか?
正確には、水洗い(おうちでの洗濯)の方が落ちやすい汚れと、ドライクリーニングの方が落ちやすい汚れがある、ということです。
おうちでの水洗い洗濯と、ドライクリーニングでは、落ちやすい汚れの種類が違います。
食べこぼし、汗、お茶、コーヒー、血液(※)などの水溶性の汚れは水洗いが向いています。
食用油、ペンキ、ボールペン、マジックなどの油性の汚れはドライクリーニング専用溶剤できれいになります。
※ドライクリーニングで落ちにくい汚れは、当店では≪しみ抜き≫という工程できれいにしています。
お洋服によってドライクリーニングと水洗いを使い分けるエブリ。
ワイシャツはドライクリーニングではなく水洗いをしています。
ワイシャツに付着する汚れは、水洗いで洗剤や漂白剤を利用する方法が一番白くきれいになります。一般的にワイシャツは水洗いしても縮んだり、傷んだりすることが少ないからです。
ドライクリーニングの最大のメリットは、水洗いをすると縮んだりしてしまう繊細な生地も傷めることなくお洗濯できるところにあります。
汚れの種類や生地の材質がどの洗濯に向いているのかを理解し、
おうち洗濯とドライクリーニングをかしこく使い分けてくださいね。
迷うことがあれば、どうぞ店頭のスタッフにお気軽にご相談くださいませ。
(※) 血液はタンパク質なので温度をかけると固まってしまい、とれなくなります。お洗濯の際は冷水で行いましょう。