毎日、大活躍の洗濯機。
家事に欠かすことのできない重要なアイテムです。
洗濯機が普及する前、主婦たちは「たらい」と「洗濯板」を使い、1日3~4時間をかけて洗濯をしていたそうです。
それを考えると、ボタン一つで衣類をキレイに洗ってくれる洗濯機の存在は、ありがたいですね。
前回は、洗濯機の洗濯槽のお手入れ方法についてご紹介しました。
今回は、それ以外のパーツや排水部分のお手入れ方法をご紹介します。
外して水洗いします。
洗剤のカスがついていることがあるので、歯ブラシなどで丁寧にこすってください。
はめ口も、ケースを取り外した状態で、固く絞った布で拭いて汚れを落とします。
<ごみ取りネット、排水フィルター>
ドラム式の場合は、排水フィルターを外してゴミを取り除きます。
残水が流れてくる場合があるので注意してください。
ごみ取りネットは、取り外してゴミをかき出し水中で洗います。
※ここからは、洗濯機のコンセントを抜いて作業を行ってください。
<操作パネル、洗濯機外側>
固く絞った柔らかい布で拭いて汚れを落とします。
汚れがとれない場合は、家庭用合成洗剤を含ませた布で拭いたあとに乾拭きをしてください。
<ふた>
ふたの凹凸部に溜まった汚れは掃除機で吸い出してから、固く絞った布で拭きます。
ふたの裏側やパッキン部分は意外と汚れています。
洗剤カスや、糸くずが溜まりやすいので、歯ブラシでこすったり、布で拭いたりして汚れを落としてください。
<給水口>
ここが詰まると、水の出が悪くなったりします。
蛇口の水栓を閉めた状態で、タオルで押さえながらゆっくりと回転させて給水ホースを取り外します。
中に詰まったホコリを取り除いてください。
いかがでしょうか?
こういったお手入れは、だいたい1ヵ月に1度の目安で行ったほうがいいそうです。
少し面倒に感じるかもしれませんが、定期的に洗濯機のお手入れをおこなうことで、衣類に雑菌がついてしまったり、汚れ落ちが悪くなる、ということを防ぐことができます。
お手入れを行わないと、運転時間が長くなったり、乾燥機能がある洗濯機だと、乾燥ムラを起こすようになるそうです。
毎日の家事に欠かすことのできない洗濯機。
ついつい、洗濯物の汚れ落ちばかり気になって、洗濯機自体の汚れのことを忘れてしまいがちですが、定期的なお手入れを行うことで、長く活躍してもらいたいですね。
情報参照:くらしのマーケットマガジン「洗濯機の掃除方法を教えて!」