前回の記事で、洗濯を部屋干しする際、嫌な臭いを発生させないようにするコツや、早く乾かすために、洗濯時にできる工夫をお伝えしました。
薄手のシャツなどは部屋干しでもすぐ乾くんだけど、生地が厚いデニムやパーカーは、部屋干しだと乾きづらい
と思っていらっしゃる方はいませんか?
だから、普段の洗濯は部屋干しで充分なんだけど、大物を洗濯するときはやっぱり晴れた日の週末にまとめて洗濯しています。
という家庭も多いのではないでしょうか?
天気が良い週末が続けばいいのですが、なかなか思うようにはいきませんよね^^
そこで今日は、洗濯物を部屋干しするときに厚手のものや大きな物でも乾きやすくする工夫や、部屋干しするときに便利なグッズをご紹介しようと思います。
●洗濯物同士が密集していてうまく乾かないとき
限られたスペースで洗濯物を干さなければならない部屋干しでは、洗濯物同士が密集していて乾きづらくなるケースがあります。
そんなときは、
・長いものと短いものを交互に干す
・厚手のものと、薄手のものを交互に干す
こうすることで、洗濯物と洗濯物の間にすき間ができ、間を風が通りやすくなります。
風があたる部分が増えると洗濯ものが乾きやすくなります。
●洗濯物自体が重なってうまく乾かないとき
パーカーは首のところについたフードと、背中の部分がくっついて、その部分が乾くのに時間がかかります。
これを解消するために、パーカーを逆さにしてバンザイ干しをしてみてください。
バンザイ干しとは、裾の部分を洗濯ばさみで留め、逆さに吊るしてバンザイの状態で干すこと。
こうすることでフードの部分が重ならず、全体が均等に乾くようになります。
また、バスタオルは”ちょいがけ”を意識してみてください。
タオルの半分のところを目安に、前後半々でハンガーやラックに掛けて干すと、バスタオルが重なった状態になります。
これを、ちょっと一工夫。
半分のところではなく上4分の1くらいを”ちょっと引っ掛ける”状態で干すと、重なる部分が減り、タオルが乾きやすくなりますよ^^
デニムなどの布地が厚いものは、そのまま物干しにかけるより、パンツの前後の間に空気が通りやすくなるように、立体的に干すのがおススメです。
どの方法も、布と布の間に”空気の通り道を作る”ようにするのが、洗濯物を早く乾かすキーになるようです。
干すときのハンガーも、針金の細いタイプを使うより、太いものを使うと、空気が入りやすくなり、乾くのが早くなります。
●室内干しするときに、室内のどこに干すかも重要
限られたスペースで洗濯物を干すとき、「ハンガーをかけられるところはどこでも利用する」とばかりに
カーテンレールに洗濯物をかけている方も多いのではないでしょうか?
でも、
・カーテンに当たった部分が乾きづらくなる
・カーテンの汚れが洗濯物につく
・カーテンや、カーテンレールが傷む原因になる
という理由から、カーテンレールに干すのは、あまりおススメの干し方ではないようです。
そこで、室内干しするときに、あると便利なグッズをご紹介します。
・場所を取らない折り畳み式の物干し
これは、省スペースで洗濯物を干す場合に向いています
必要なときに出し入れすればいいので、限られた空間でも生活空間を圧迫せずに洗濯物を干すことができます。
・窓際や、部屋の隅に設置できる突っ張り式の物干し
大量の洗濯物を一気に干したい場合はこれです。
突っ張り棒を利用して、窓際や壁の1部に物干し竿を設置できます。
・エアコンに引っ掛けて使うエアコンハンガー
エアコンの送風口の前に干す竿がくるように設計されたエアコンハンガーです。
エアコンの風を使って、洗濯物が乾きやすくなるうえに、空気の乾燥対策にもなります。
いかがでしょうか?
ご自宅の広さや、洗濯物の量によって選ぶアイテムは変わってくると思います。
今日ご紹介した、干すときの工夫や、便利グッズを利用していただいて、皆さんの部屋干しのストレスが少しでも緩和されたら嬉しいです。