シリーズでお伝えしている洗濯絵表示徹底解説。
最終回の今日は『干し方』についての洗濯絵表示です。
水洗いができるかどうか、タンブル乾燥ができるかどうか、漂白剤を使用してもいいのか、などは気にしている方も多いかと思います。
しかし、洗濯の最終段階『干し方』も、衣類に合った方法で処理をしないと、大切な衣類を痛めてしまうことになりかねません。
『干し方』の新しい洗濯絵表示は、ちょっとした覚え方のコツをつかんでしまえば、すぐに頭に入ってしまうもの。
ぜひ、これからのお洗濯に役立ててください^^
従来の洗濯絵表示は、洋服の形をしていて、干し方のイメージがしやすかったのですが
新しい洗濯絵表示は、四角の中に棒が入ってる形になりました。
マークだけ見ても、その意味を想像しづらいですよね。
それぞれの絵表示が示す意味は以下の通りです。
左から
・脱水後つり干し乾燥が良い
・脱水後日陰でのつり干し乾燥が良い
・脱水後平干し乾燥が良い
・脱水後日陰でのつり干し乾燥が良い
従来の干し方を示す、洗濯絵表示は4つだったのですが、現在はもう4種類増えています。
新しく追加された絵表示はコチラです。
左から
・ぬれつり干し乾燥が良い
・日陰でのぬれつり干し乾燥が良い
・ぬれ平干し乾燥が良い
・日陰でのぬれ平干し乾燥が良い
「ぬれつり干し」「ぬれ平干し」という、従来になかった指示の絵表示が誕生しました。
この表示があった場合、洗濯機による脱水や、手でねじり絞りをしないで干すという意味を示します。
新しい記号が増え、全て「線」で表現されているため、覚えるまで大変ですね。
●縦線「│」…つり干し
●横線「-」…平干し
●斜線「/」…陰干し
●線2本………ぬれ干し
この基本の4種類を頭に入れておくのがコツです。
コツさえつかんでしまえば、そんなに難しくはないと思います。
ぜひ今後の洗濯の参考になさってください^^
いかがでしょうか?
全6回にわたり、「新・洗濯の絵表示」を紹介してきました。
絵表示が変更されてしばらく経ちますが、変更されたのをご存知なかった方も多いようです。
「新しい絵表示がイマイチ理解できなくて…」
そんな時は、ぜひクリーニングのエブリへご相談ください!
新・洗濯絵表示徹底解説
①基本記号について https://www.cleaning-every.jp/archives/blog/20180906
②水洗いについて https://www.cleaning-every.jp/archives/blog/20180911
③漂白と絞り方 https://www.cleaning-every.jp/archives/blog/20180913
④アイロンのかけ方 https://www.cleaning-every.jp/archives/blog/20180918
⑤ドライクリーニングについて https://www.cleaning-every.jp/archives/blog/20180920
情報参照:消費者庁 新しい洗濯絵表示
http://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/household_goods/laundry_symbols.html