お盆期間が過ぎ、朝や夕方は少しずつ秋の気配を感じるようになりました。
8月に入ってからは、身体に堪えるような暑い日がそれほど多くありませんが、今年の夏も残暑が厳しいと予想されています。
汗をかく時期は、もうしばらく続きそうです。
さて、
「1度着用しただけなのに、クリーニングが必要?」と悩む衣類の1つに、礼服がありますね。
・1回の着用時間は短い
・保管期間が長い
・着用頻度が少ない
・いつ必要になるのかわからない
のが礼服(喪服)です。
お通夜のために、少しの間着用した、くらいだとクリーニングをためらいますよね。
その気持ち、よくわかります。
もし、冬場で汗をあまりかかない時期の短時間の着用ならば、着た後の処理を丁寧に行うことで、何回か着られるかも知れません。
着用後の処理とは
・丁寧にブラッシングを行い、埃を落とす
・風通しの良い場所で、湿気をとばしてから収納する
ことです。
でも、夏場だと、少しの間着用しただけでも汗をかいています。
特に、襟元や、脇の部分は、汗や皮脂がついています。
・衣類に湿り気が残っている
・周りの温度が高い
・養分がある(礼服の布地自体や、皮脂)
と衣類にカビが生えたり、虫食い穴の原因になります。
特に、保管期間が長い礼服は、知らず知らずのうちにカビが生えたり、虫食いの被害にあう可能性が高いです。
また、衣類に汗がついたままにしておくと、それがかたくなり、布地がゴワゴワする原因になります。
「次にいつ必要になるのかわからない」
「急に必要になる」
のが礼服です。
必要な時に
「あ!カビ」
「虫食いの穴が!」
「なんだかかたくて、着心地が悪い…」
と慌てることがないように、クリーニングに出してキレイな状態にしてから収納することをおススメします。
クリーニングのエブリでは、礼服クリーニングも、もちろん承っております。
正座をした後の、ひざ裏のしわなどもピシッと伸ばし、丁寧に仕上げています。
ぜひご利用くださいね。