本革の衣類よりも安価で手に入れることができ、本革の雰囲気が楽しめる合成皮革。
男女ともに人気のあるライダースジャケットなど、合成皮革衣類をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
しかし、どのようにメンテンスしたら良いのかあまり知られていません。
今回は、合成皮革のお手入れに関するご質問にお答えします。
まず合成皮革とは、ポリウレタンなどの樹脂を布にコーティングして、本革に似た風合いにしたもののことです。
本革に比べメンテナンスは比較的簡単ですが、樹脂でコーティングされているため、通常のお洗濯にひと手間加えることがポイントです。
Q.合成皮革って洗えるんですか?
A.ご自宅で洗えるものもあります。
ますは、必ず絵表示をチェックしましょう!
「手洗いマーク」→水洗いOKです。
「水洗い不可マーク」→水洗いできません。クリーニングに出しましょう。
Q.どんな洗剤を使えばいいの?
A.中性のおしゃれ着用洗剤を使いましょう。
Q.洗濯機で洗っても大丈夫?
A.「手洗いコース」「ドライコース」で洗うことができます。
Q.洗濯機で洗う時に気をつけることは?
A.必ず裏返して洗濯ネットに入れましょう。
Q.汚れがひどい時はどうしたらいい?
A.水を少し含ませたスポンジに、おしゃれ着用洗剤の原液をつけて部分洗いをします。
この時こするのではなく、ポンポンと軽くたたき洗いしましょう。
Q.干し方は?
A.陰干しがベストです。
乾きにくい素材なので、風通しの良い日陰で裏返しのままハンガーで干しましょう。
Q.乾燥機は使っていいの?
A.乾燥機は型崩れの原因になるので使用しないでください。
Q.シワが気になるのですが…
A.熱に弱いので、必ず低温であて布をして裏面から手早くアイロンかけます。
しかしなるべくアイロンは避けましょう。
Q.「水洗い不可マーク」の衣類のメンテナンス方法は?
A.中性おしゃれ着洗剤を水で手洗い用の濃度に薄めた液に、柔らかい布を浸し固く絞ります。
衣類の表面を優しく拭きましょう。
その後、水で絞った布で何度も拭き、洗剤をしっかりと落とします。
きれいになったら、乾いた柔らかい布で水分を拭き取り陰干しします。
注意:オイルなどはシミになるので使用しないでください。
いかがでしょうか。
一見、洗うが難しそうな合成皮革も、少しのひと手間でご自宅で問題なく洗うことができます。
水洗い不可の合成皮革も、衣替えの際には中性洗剤で拭いてメンテナンスしておくと、次のシーズンも気持ちよく着られますね^^