冷たいお水で洗濯すると、洗浄力が落ちる!?

「冷たいお水で洗濯すると、洗浄力が落ちる」
そんな噂を聞いたことはありませんか?

 

 

実はこれホントなんです。
同じ洗濯洗剤や洗濯機を使っていても、水温によって洗浄力が異なることが実験でも証明されています。

 

 

水温が10℃上がると汚れの落ち方が格段に変わり、高いほど洗浄力が上がります。
しかし高温のお湯は生地を傷めてしまったり、色落ちしてしまう可能性があるため注意が必要です。

 

 

ではどのくらいの水温が適しているのでしょう。

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[普段着洗いなら20~40℃]
冷たい水は洗剤が溶けにくく残ってしまいがちです。
洗剤残りを防ぐためには20℃以上の水温が必要です。
そして洗剤の酵素が一番よく働くのは約37℃。
つまり普段着洗いには20~40℃がおススメです。
さらに油汚れは40℃~60℃以上のお湯で落ちやすくなります。
※衣類の洗濯表示の確認も忘れずに行いましょう。

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しかし、ご家庭の洗濯の水温を調整するのは簡単ではないと思います。
お風呂の残り湯を“洗い”に使ったり、特に丁寧に汚れを落としたい際は、沸かしたお湯を足すなど、水温をぬるめの温度を目安に調整するのも良いでしょう。
また、温水機能のある便利な洗濯機も販売されています^^

 

 
大事な衣類を気持ちよく着られるように、水温をうまく調節してお洗濯ができると良いですね。