家族がふえれば増えれば、洗濯物の量って増えますよね?
特に、小学生や中学生の衣類を”汚し盛り”のお子さんがいらっしゃるご家庭では、洗濯機を回すのが1日2回以上の家庭も少なくないのではないでしょうか。
そこで気になるのが『電気代』と『水道代』。
1回の洗濯で、いくらくらいかかるかご存知ですか?
電気代は洗濯機のメーカーや型式、使用方法によって変わりますが、1回の洗濯でかかる電気代は平均して約2円。
水道代も、洗濯機の方がドラム式か縦型かにもよりますが、平均して約20円。
これが、毎日、毎回発生する費用です。
1日1回洗濯機を回すとして計算すると、電気代は年間で約730円。
水道代は7300円ほどになります。
これはあくまで平均的な使用方法での計算なので、洗濯機の使い方や、洗濯物の量によって、かかるお金は変わってきます。
”チリも積もれば山となる”ということで、今日は少しの工夫で、1回の洗濯にかかる電気代と、水道代を減らして、節約できる方法をお伝えします。
●お風呂の残り湯は使っていますか?
これは実践している人も少なくないのではないでしょうか?
お風呂の残り湯を使用すると、水道代の節約になるばかりでなく、水道水を利用するより水温が温かいので、汚れが落ち易いんです。
お風呂で溜めたお湯をそのまま捨ててしまうなんてもったいない!
ぜひお試しくださいね^^
※衣替え前に、”しまい洗い”をするときは残り湯での洗濯はおススメできません。
詳しくはコチラをご覧ください
●洗濯機に入れる順番を意識していますか?
洗濯機に衣類を入れるときは、何も考えずにポイポイと放り込んでいる人も多いのではないでしょうか?
しかし、ここをちょっと工夫するだけで、電気代に差が出るのはご存知でしたか?
重いもの(大きいもの)を先に入れることで、洗濯機の回転がスムーズになり、電気代の節約につながるそうですヨ^^
●1回の洗濯で、詰め込み過ぎていませんか?または、少なすぎませんか?
洗濯機の容量に対して80%くらいが、1番効率よく洗濯機を使用できるそうです。
それより多すぎても、汚れ落ちが悪く非効率。
少なすぎても重みが足りず、やはり洗濯物の汚れ落ちが悪くなるそうです。
1回の洗濯で洗う量を適量にすることが、1番効率の良い洗濯になります。
多すぎる場合は洗濯を分けて。
少ない場合は、少し洗濯物を溜めてから洗濯するようにしてみてくださいね^^
●「おいそぎコース」や「スピードコース」を使っていますか?
洗濯時間を短縮できる、「おいそぎコース」や「スピードコース」。
汚れがちゃんと落ちるか心配で…と、なんでも標準コースで洗ってしまう方も多いのではないでしょうか?
しかし、臭いや汚れが目立たないものは、こういったコースを使用することで、電気代と水道代の節約につながります。
ぜひ洗濯機の機能も使い分けてみてください。
●洗剤を入れ過ぎていませんか?
洗剤を多く入れれば入れるほど汚れ落ちが良くなるわけではありません。
逆に、すすぎに多くの時間や水を使用しなければならなくなり、不経済。
洗剤は適量を守って投入するようにしましょう!
全自動の洗濯機だと、ほとんどが5分~6分ほどの脱水時間に設定されています。
しかし、衣類の素材によっては、脱水時間は3分ほどでいいそうです。
あまりに長い時間脱水をかけると、電気代がかかるだけでなく、衣類にしわもつきやすく、生地も傷んでしまいます。
特にポリエステル繊維の衣類は、1分ほどの脱水で大丈夫。
少し水分が残っているくらいの段階で干した方が、しわにならずに済むそうです。
脱水時間は短めに、を心掛けるようにしましょう!
●なんでも乾燥機で乾かしてしまってませんか?
洗濯機の消費電力で一番電力がかかるのが乾燥機。
1回の乾燥機使用にかかる平均の電気代は約50円。
洗濯の洗浄から脱水にかかる電気代は、前述しましたが約2円。
乾燥機まで使用すると、プラスしてなんと約25倍もの電気量を消費しているんです。
しかし、今の時代、各ご家庭の生活スタイルで外干しができない方や、花粉症対策で室内干しの方も多いのが実情。
乾燥機能も便利に使いたいですよね。
そこで、
・どうしても乾かしたいものだけ乾燥機にかける
・少しの時間乾燥をかけて干してみる
など、乾燥機使って乾かす物の量や、乾燥機を使う時間を短くする工夫をしてみるのはいかがでしょう?
また、洗濯機のフィルターが汚れていると、効率が下がります。
フィルターの掃除もこまめに行うことで、消費電力の節約になりますよ^^
以上が、今日からすぐできる!「電気代」と「水道代」を節約できる洗濯術です。
1つ1つがとても簡単なことなので、ぜひ取り入れて、エコな洗濯を実践してみてくださいね^^
情報参照:東京ガス ウチコト 【今日から実践! 】洗濯の節約術8選「電気代と水道代をダブルで節約! 」