前回に続きクリーニングの工程を紹介いたします。
今回は「乾燥&後処理」です。
洗い終わった衣類は、次は乾燥を行います。
※ドライクリーニング工程はこちら
https://www.cleaning-every.jp/archives/blog/20150402
※ウェットクリーニング工程はこちら
https://www.cleaning-every.jp/20150407
乾燥には2種類の方法があります。
“乾燥機での回転乾燥”と“吊り干し乾燥”です。
回転乾燥は縮みや破損の原因になる事もあるため、素材や形状によって最適な方法で乾燥するように仕分けします。
吊り干し乾燥は衣類をかけたまま乾燥ができる大型の専用機械を使い、風を送りながら乾燥させます。
回転乾燥よりも時間がかかりますが,型崩れや縮みを防ぐのに向いている方法です。
汚れが残ってしまっている場合は後処理をします。
衣類の色は落とさず、いくつもの器具や薬品を使い、色や素材に合わせて処理をする…職人の技が光る工程です。
何通りもの処理の仕方があるため、常に勉強と研究を繰り返しています。
一言に“乾燥”“後処理”といっても、素材や形状によって方法が異なります。
ここでも重要なのはプロの知識による仕分けです。
1点1点衣類ごとに最適な方法で、お客様の大事な衣類を心を込めて仕上げていくのです。
次回は「アイロン」の工程を紹介いたします。
お楽しみに♪