みなさん、お洗濯にお風呂の残り湯は利用していますか?
残り湯をお洗濯に利用するのは「エコだから」という認識が多くあると思います。
しかし残り湯洗いのメリットは他にもあるのです。
◎洗浄力アップ
入浴直後の残り湯の温度は40℃ほどです。
温かいお湯は皮脂などの油汚れも落ちやすいので、頑固な汚れには入浴直後の残り湯を利用すると良いでしょう。
翌朝でも残り湯の温度は25℃ほどありますので水道水よりも汚れを落とすのに適しています。
◎洗剤が溶けやすい
「洗剤が溶けずに固まっていた…」という経験はありませんか?
洗剤も20℃以上のお湯の方が溶けやすいので、温かい残り湯を利用すると効率的に洗剤が行き渡ります。
◎そして節水
一般的に浴槽1杯分の水の量は200Lです。この量の水を毎日お風呂に使用するだけで捨てるのはもったいないですよね。残り湯をお洗濯に利用すれば水道代も節約できます。
残り湯をお洗濯に利用する時はいくつかのポイントがあります。
1.残り湯の利用は「洗い」のみにしましょう。「すすぎ」は水道水を使用してください。
2.残り湯を汚さないように、湯船には体を洗ってから入りましょう。
3.入浴剤の注意書きに「残り湯は洗濯に使えません」と記載されていたら、利用しないようにしましょう。
4.残り湯が冷めないように、入浴後はお風呂のフタをしておきましょう。
残り湯をお洗濯に利用すると、黄ばみや臭いが心配という方もいらっしゃると思います。
しかし黄ばみや臭いの原因となる皮脂汚れは、温かいお湯を使うと落ちやすくなります。
すすぎにはきれいな水道水を使っていただくこともポイントです。
それでも心配な方は、酸素系漂白剤を一緒に入れると良いでしょう。
汚れも落ちやすく、洗剤も溶けやすい、そして節水効果もある―“残り湯洗い”は主婦の味方ですね^^