一般的に、洗濯用の洗剤には弱アルカリ性と中性のものがあります。
タオルやT-シャツなど普段使いの物には弱アルカリ性。
ウールや絹など、デリケート衣類には中性の洗剤が良いとされています。
「ドライマーク」の衣類でもお家洗濯が可能な≪おしゃれ着洗い用洗剤≫は、中性洗剤です。
※「おしゃれ着洗い」はあくまで水洗いであり、ドライクリーニングとは違いますのでご注意ください。
今回は洗濯用洗剤の種類を紹介します。
弱アルカリ性洗剤(pH8~11)
中性洗剤(pH6~8)
皮脂や泥汚れなど、一般的な汚れは酸性のものが多いです。
その為この酸性の汚れを落とすのに、洗剤は、その逆のアルカリ性の方がよく落ちます。
従って皮脂などが多く付着する普段着には、弱アルカリ性の洗剤を使います。
しかしアルカリ性が強すぎると、色落ちにつながります。
ウールや絹などの動物性繊維はアルカリ性に弱く、洗うと縮み・毛玉になりやすいなどの不都合がでる場合があります。
だから毛や絹などのよりデリケートな衣類の洗濯には専用の中性洗剤を用いるのですね。
おしゃれ着専用の中性洗剤は、衣類を守るように工夫された洗剤です。
「ドライマーク」の衣類でもこれを使えば、洗うことができるものもあります。
※レーヨン・キュプラ・スーツ類・皮革・和服や、色落ちしやすい衣類などはできません。お洗濯前に必ず確認しましょう。
普段着には弱アルカリ性洗剤。
デリケート衣類には中性洗剤。
お家洗濯不可のものや心配なものはドライクリーニング、と上手に使い分けてください。