お洗濯のよくある失敗談の1つに「ティッシュペーパーを一緒に洗濯してしまった!」というのがあるのではないでしょうか?
洗濯終了の合図が聞こえて、さぁ干すぞ!と思い中を見ると、ティッシュペーパーの小さい紙屑が、洗濯機内部にも、衣類にもこびりついているとなると、とてもガッカリしてしまいますよね。
衣類に付着した紙屑を1つ1つ取り除くのはとても大変です。
そんな時は慌てずに、気を取り直して次のことをやってみましょう。
意外に簡単に衣類についた紙屑を取ることができますよ。
●柔軟剤もしくはお酢を入れて、すすぎと脱水を行う
柔軟剤には活性剤という成分が含まれています。
活性剤が繊維にも紙にも付着し静電気を抑えることで衣類から取りやすくなります。
柔軟剤を再投入してにすすぎと脱水が終わったら、干す前にバサバサっと衣類を振ってみてください。
またお酢にも柔軟剤と同様の効果があります。
使用目安は水1リットルに対して1ccほど。(洗濯水の使用量に応じて、量を調節してください。)
洗濯する衣類にはお酢のに匂いがつかないので大丈夫です。
柔軟剤と同じように、お酢をいれてすすぎと脱水を行い、干してください。
干すときに、床に紙屑がたくさん落ちます。
これは掃除機で吸い込むだけでいいので、衣類についた紙屑を全部払い落すイメージでバサバサと干してみてくださいね。
●乾燥機を使用する
乾燥機の熱と遠心力で、衣類に付着した紙屑がとれやすくなります。
完全に乾かさず、20分ほど乾燥機にかけてから取り出して紙をはらってみてください。
乾燥機の中に紙屑が溜まるので掃除をお忘れなく。
ドアの部分や、ドラム内に紙屑がたまりますが、乾いているので取りやすいと思います。
●スポンジのざらざらした面、野菜が入っていたネット、掃除用のコロコロ、エチケットブラシを使う
これらのアイテムは衣類が乾いた段階で行うのが効果的です。
干すときに、大きな紙屑は払って落としておきます。
スポンジのざらざら面で表面をこすると細かい紙屑がキレイにとれます。
手に被せ、乾いたあとの衣類の表面を払うと、野菜ネットの細かい網の目に紙屑がつき、きれいに取り除くことができます。
野菜ネットは、できるだけ細かい網の目のものを使うと効果が高いです。
エチケットブラシは元々、細かいゴミを取るために作られているのでこういった作業には1番最適なアイテムかも知れません。
100均でも売られているので、ぜひご活用ください。
掃除用のコロコロも、わきの下やズボンの股の部分にこびりついた紙屑を払うのに向いています。
これらのアイテムを使用するときに注意する点は、あまり強い力で行うと衣類の繊維を傷めてしまうということです。
あまり強い力は加えずに、優しくなでる感覚で行ってください。
●掃除機を使う
一気に作業を行ってしまいたいなら、この方法がおススメです。
掃除機で吸い込むと、衣類まで一緒に吸い込んでしまいますので、布団掃除用のアタッチメントをつけたり、それがない場合はストッキングをホースに被せたりするといいですよ。
以上が、衣類にこびりついた紙屑の除去方法です。
ティッシュペーパーを一緒に洗濯すると、衣類だけでなく洗濯機内部にも細かいゴミが散乱していますよね。
その掃除もお忘れなく。
ティッシュペーパーは、トイレットペーパーほどではないですが、ある程度は水に溶けて細かくなります。
とは言っても、そのままにしておくと洗濯機の故障の原因になりかねません。
目で見える大きな紙屑は手で取り除き、衣類を何もいれない状態ですすぎを行ってください。
糸くずフィルターに溜まったゴミは念入りに掃除を。
これらの作業を行っておけば、次回からまた普通に洗濯を行うことができます。
ティッシュペーパーを一緒に洗濯してしまうことで、予想外の手間や時間を必要としてしまうことは確かです。
がっくりと落ち込んでしまう気持ちはよくわかりますが、サッと気持ちを切り替えて、今日ご紹介したいろいろな方法を試してみてください。
「いろいろ使えるけど、これが1番!」そんな鉄板対処法を、ご自身で見つけ出してみてくださいね。
情報参照元:なんでも知恵袋 掃除 http://ladyhappylife.com/tissue/