本日3月3日はひな祭りですね。
ひな祭りは、ひな人形を飾って女子のすこやかな成長を祈る節句の年中行事です。
大切なひな人形を虫などの被害から守るため、
今回は「おひな祭り お人形にも防虫剤を」をお送りします。
衣類に被害をもたらす虫の幼虫は、人形の衣装の繊維も同様に食べてしまいます。
雛人形は押入れの奥や納屋に長期間納められること多く、そういった場所を好む「紙魚(シミ)」という虫や、ホコリをこのむダニなども人形に被害をもたらす虫です。
それでは、虫の被害を防ぐためにはどうすればよいのでしょうか。
◆ひな人形を飾っている際についたホコリを徹底的に落とす。
ホコリを落とすことによって、ダニなどの埃目的の虫を防ぐことができます。
◆虫は湿気を好むため、湿度の高い場所でのひな人形の保管を避ける。
◆防虫剤を使用する。
―防虫剤は人形に合ったものを使用しましょう。
銅やプラスチック、金・銀糸、金箔などに反応してしまう防虫剤もあります。
人形の素材にあった防虫剤を使用しましょう。
―防虫剤は1種類だけを使用する。
防虫剤は2種混合により、液体になり油状の丸いシミを人形に作ってしまうことがあります。防虫剤が気化してケースなどに残留している可能性もあるので、昨年使用した防虫剤とできるだけ同じものを使用しましょう。
―防虫剤は量を守って使用する。
防虫剤をたくさん入れると一度気化した防虫剤が氷砂糖のような固まりになって出現してしまいます。
1年に一度のひな祭り。
大切なお人形を久しぶりに箱から出したら虫にやられていた!
ということがないように、保管には気をつけましょう。